ふたりしまいとねことワーママとオットの日常

シンプルであったかく穏やかな毎日を

星空のこと。

星はなんとなく好きだ

だからといって普段から何かしているわけではなくて

小さい頃にいとこから譲ってもらった図鑑セットから星のアルバムばかりを眺めていたことや

そこから星座物語を図書館で借りて繰り返し読んでいたことくらい

天体望遠鏡セットは買ってもらったものの、月を見て満足していた

なんとなく星空が見たいときに郊外に車を走らせるそれくらいのもの

 

一昨日、ペルセウス流星群が見られるということで、見に行くことに

けど、夕方から曇るし雷雨、そして中止

長女は最近星に興味があってすごーく期待していただけに、がっかりしていた

 

昨日はミーティング後だけど、22時過ぎ、機嫌が良いので急遽出発

星空を見ようとするのは2年ぶりくらい?

ここ数年はキャンプも、天体観測も天候や条件に恵まれない

途中ご機嫌だった子どもたちも寝て

静かにドライブ

目指すのは九十九里方面

 

けどなんだかわからないけど霧が出てきて、雲行きが怪しくなる

ライトの見える範囲がなんとか見える感じ

今日もダメかなーと思う

行くだけ行ってみようと前向きなオットの言葉にとりあえず車を走らせる

どこまでもどこまでも霧

 

南下して、南下していくとなんか風景がくっきりしてきて、木星がキラキラ瞬いている

その海岸には次女が生まれた春の少し前

妊婦だった3年前の2月にきて以来

長女は今の次女と同じくらいだった

むちゃくちゃ寒い中、新月で、流星群が来ていて、

とにかくやりたいことをやってやる

と満ち満ちた気持ちになっていた自分にブレーキをかけないわたしを

夫が連れてきてくれた

変な妊婦だ

同僚や友人には勧めない

その日は曇っていて、ほとんど星が見えず

オットがコンビニに寄ったときに村上春樹騎士団長殺しをパラパラめくっていたことを覚えている

長女は眠そうに付き合ってくれた

 

海岸には先客がいて、みんなカメラを見たり空を見上げたりしている

見上げるとここ数年で一番の星空

もっと目が良かったらなぁ、とオットと悔やみあう

子どもたちを連れて行く

 

したいことがいつも叶うわけではないけれど

行きたいところに行きにくい今

したいことがしにくい今

娘がしたいこと

自分がしたいことができたことが嬉しいし

何より出不精のオットは

連れてくると誰よりも堪能して、幸せそうにしている

次女はすぐ飽きていたけれど 笑

良かった